2016年2月19日金曜日

2月とくしま座公演の様子

毎月1回、様々な切り口から人形浄瑠璃の魅力を探る
「レクチャー&公演 人形浄瑠璃とくしま座」。

2月は、14日(日)15:30~から開催いたしました。

本公演では、太夫に竹本友和嘉さん(友和嘉会主宰)、三味線には鶴澤友輔さん(友輔会)をお迎えし、おめでたい「三番叟」で幕開けし、


そして、公演タイトルにもなっている「人形浄瑠璃に見る女性の美しさ」のレクチャーを行いました。
人形遣い勘緑さんによる、人間ではできない、人形だからこそできる女性の表現の美しさや、その際の操り方などお話していただきました。

「艶容女舞衣」の登場人物のお園。
「今頃は半七さん、どこにどうしてござろうぞ・・・」
 家を出たきり、行方知れずとなっている夫の半七を気遣い、案じるお園の台詞が有名な“くどき”の場面。
 
人形の動きと太夫の語り、そして涙を流す効果音的な役割をする三味線の音色が合わさって切ない女性の心が伝わってきました。


 
 
 
 
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

 

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