2016年11月18日金曜日

金刀比羅まつりと阿波路会

11月12日・13日と阿波十郎兵衛屋敷の近くにある金刀比羅神社で秋祭りが開催されました。
昔からこんぴらさんとして親しまれている神社です。


初日には、子どもたちがひくお神輿とともに、
今年は人形座も一緒にお練りに参加し、三番叟やえびすといった神様の人形から、十郎兵衛屋敷らしく「傾城阿波の鳴門」に登場する人形が登場し、参道を賑やかに彩りました。



 
 

 また、13日には、五穀豊穣・天下泰平を願い勝浦座による「式三番叟」を奉納しました。
厳かな雰囲気の中にも、地元の子どもたちやご家族が集まり、地元のあたたかさが伝わってきます。


同日15:30、徳島の太夫 竹本友和嘉さんと、淡路の三味線奏者が結成した「阿波路会」の公演もあり、「仮名手本忠臣蔵四段目 塩谷判官切腹の段」を上演しました。

上演前には、吉田一紀先生による演目の解説も行いました。
 
緊迫した場面のため、上演中の途中入退場を禁止する同演目。
 
阿波路会のお二人とも、お父様が生前に浄瑠璃をしており、この日は
友勇さんのお父様の着物と、友和嘉さんのお父様の見台を使われていました。
 
その背中を押してくれているかのような、とても素晴らしい公演でした。
 
 

 

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