2016年6月12日日曜日

阿波じょうるり鑑賞会

阿波人形浄瑠璃振興会主催の「阿波じょうるり鑑賞会」。
太夫の語りと太棹三味線での、日本の語り音楽「浄瑠璃」をじっくり聞くことができる機会です。

昨日11日(土)13:00から行われた鑑賞会では、城北会(大夫/宮崎照美、三味線/鶴澤友丸)が出演し、「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」を上演しました


-あらすじ-
後白河法皇が建立し、正月の通し矢で有名な京都・三十三間堂。その棟木の由来とは…。紀伊の山奥でかつて梛(なぎ)の木と夫婦であった柳の大木、その精が女性の姿になって、人間に生まれ変わった夫と再会、子供にも恵まれ幸せに暮らしていましたが、柳の木は三十三間堂の棟木として切り倒されることに−。正体を明かし、家族との別れを悲しみながら姿を消す柳の精。人間でなかろうと大切な妻を失った夫の嘆き。柳は、夫が木遣り音頭を唄う中、母を慕う幼子に曳かれて行く…という不思議な物語。


会場となった、母屋(和室)は土間まで人が溢れ、たくさんの方が耳を傾けていました。


次回は、7月9日(土)13:00から友成会が「阿波じょうるり鑑賞会」に出演します!
 

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