この日はお天気にも恵まれ、イベント日ということもあり、開館と同時に入館されるお客様が多かったです!
10時20分開演。
ここから休憩を挟まず、計10演目の上演が始まります。
こちらは、【傾城阿波の鳴門 十郎兵衛内の段】。
「ととさんの名は阿波の十郎兵衛~、かかさんはお弓と申します~」とセリフで有名な【傾城阿波の鳴門 順礼歌の段】の続きのお話です。
男性の木偶とあって、大きく迫力があります!
眉や目が動くので顔の表情や、指の関節が全て動くといった、女性の木偶とは違った力強さが伝わってきます。
こちらは【艶姿女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ) 酒屋の段】。
女の木偶は、目が閉じたり開いたりするからくりのみになっています。
人形遣いによって木偶は、
観覧席に響く大夫の語りと太棹の三味線の音。
物語により一層深みを出し、人形と一緒に感情豊かなものへとなってゆきます。
徳島では、男性だけではなく女性も多く活動されています!
多くの方のご来館ありがとうございました。
5月にも阿波人形浄瑠璃のイベントがございますので、こちらもどうぞご覧下さい。