2012年8月4日土曜日

第1回勘緑塾が開催されました

7月22日(日)
第1回勘緑塾-人形操作技術向上と人形浄瑠璃の可能性-が開催されました。
●人形浄瑠璃と操作についてのワークショップ
●文楽人形、インド楽器のシタール、ギター、聲名がジョイントした【ベンガルの苦行者】の上演
という内容でした。

まず始めに、この公演を主催する
徳島県出身の人形遣い 勘緑さんの人形ワークショップが行われました。

着物を着せていない状態の木偶(でこ)を使い説明をする勘緑さんと木偶舎(もくぐうしゃ)↓


【ベンガルの苦行者】に出演する皆さんも解説をして頂きました。

インド楽器のシタール奏者 伊藤公郎さん↓

仏教音楽 声明(しょうみょう) 清水行伸さん↓



そして【ベンガルの苦行者】の上演が始まりました。
タゴール作のお話で、天上界の力を求めて修行する若き"苦行者"と彼の修行を母の如くそっと包み込む“焚き木ひろいの娘”の物語。



舞台セットには、蓮などの生花やインドコットンの布が壁にかけられ、普段の十郎兵衛屋敷と違う
異国の雰囲気が漂います。

物語の朗読により、物語の内容と登場人物の心情が伝わります。



声明・シタール・ギターの音楽に耳を傾け、その音に合わせて僧侶の木偶が動くのを間近で鑑賞される約80名の来館者の皆さん↓


約2時間の公演は、大盛況のうちに幕を閉じました。
ご来館ありがとうございました。

無事公演が終わり、ほっとした表情を見せる第1回勘緑塾 出演者さん達↓

 

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