徳島県内で阿波人形浄瑠璃をしている子ども達が
上演をする5日間“阿波人形浄瑠璃子どもまつり”の第2回目が開催されました。
11月10日(土)13:00~
徳島県立小松島西高等学校勝浦校民芸部が出演し、【壺坂観音霊験記 山の段】を上演いたしました。
三味線は、竹本友和嘉さん。
大夫は、同校がある勝浦町出身の美馬良美さんが勤めます。
舞台セットには、本物の木が使われており、物語の場面でもある山の雰囲気をより感じさせます。
目の不自由な沢市は、妻のお里を不憫に思い谷間に身を投じてしまう。
嘆くお里は、沢市の杖を手に取り後を追う・・・
「お里の貞心と信心によって寿命を与える」と観音様の霊験より
ふたりは生き返り、沢市の目も開く。
ふたりは観音様に感謝する。という夫婦愛を描いた物語を14名の部員が演じました。
上演後、ほっとしたのか演じている時の真剣な表情から、笑顔でお客様に挨拶をしていました。
次回【阿波人形浄瑠璃子どもまつり】は、
12月2日(日)13:00開演
出演:川内南小学校6年 大夫教室
演目:「寿式三番叟(素浄瑠璃)」
「順礼数え歌」
出演:川内・藍住子ども人形浄瑠璃クラブ
演目:「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」
となっております!