2013年11月6日水曜日

箱廻しと大井文楽の縁(えにし)公演の様子

10月26日(土)18:30から夜の特別公演がありました。

提灯に灯りをともし、暖かい光で皆様をお出迎え。


 初代天狗久(本名吉岡久吉、1858~1943年)ら阿波の人形師が手掛けた35個の頭を所有する岐阜県恵那市の大井文楽保存会。
頭は戦前、名古屋市の義太夫グループが徳島で購入し、その後、恵那市に渡って大切に受け継がれてきた物。岐阜県文化財に指定されている貴重な頭も数多く、82年ぶりの里帰りを果たし、今回が徳島での初公演となりました!



箱まわしの研究を続けている辻本一英さんが、パネルを使用して
大井文楽をはじめとする全国各地の人形座の取材の報告を行いました。
 箱廻し保存会の皆さんは、
“傾城阿波の鳴門”“日高川”“絵本太攻記”のさわりを演じる「箱廻しメドレー」を披露し、

大井文楽保存会の皆さんは、
「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」と

「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」を上演されました。

なかなか徳島では観られない公演とあって、約100名の方にお越しいただきました。
最後、えびす様がお客様のお見送りをしていたので、福をいただきました!

 

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