昔からこんぴらさんとして親しまれている神社です。
初日には、子どもたちがひくお神輿とともに、
今年は人形座も一緒にお練りに参加し、三番叟やえびすといった神様の人形から、十郎兵衛屋敷らしく「傾城阿波の鳴門」に登場する人形が登場し、参道を賑やかに彩りました。
また、13日には、五穀豊穣・天下泰平を願い勝浦座による「式三番叟」を奉納しました。厳かな雰囲気の中にも、地元の子どもたちやご家族が集まり、地元のあたたかさが伝わってきます。
同日15:30、徳島の太夫 竹本友和嘉さんと、淡路の三味線奏者が結成した「阿波路会」の公演もあり、「仮名手本忠臣蔵四段目 塩谷判官切腹の段」を上演しました。
上演前には、吉田一紀先生による演目の解説も行いました。
緊迫した場面のため、上演中の途中入退場を禁止する同演目。
阿波路会のお二人とも、お父様が生前に浄瑠璃をしており、この日は
友勇さんのお父様の着物と、友和嘉さんのお父様の見台を使われていました。
その背中を押してくれているかのような、とても素晴らしい公演でした。