2016年12月15日木曜日

阿波人形浄瑠璃の可能性!

12月10日(土)・11日(日)の2日間、阿波人形浄瑠璃振興会主催「阿波人形浄瑠璃の可能性」が開催されました。
 
将来を担う若い世代(学校民芸部・クラブ)小学生から大学生までの9団体が出演し、日ごろの成果を発表しました。
 
太夫、三味線、人形遣い、学生たちの熱演に、大変盛り上がりました。
 
 



阿波十郎兵衛屋敷の舞台にたった「箱まわしジュニアチーム」は、三番叟・大黒・えびす・お福とたくさん登場し、福を会場に届けていただきました。

 
 
「阿波じょうるり鑑賞会」も同時開催し、城北会から太夫/竹本友代さん、三味線/鶴澤友丸さんが母子の情愛を描いた「恋女房染分手綱 重の井子別れの段」を上演し、浄瑠璃をじっくりと聞いていただきました。

そして、ゲストには「デフ・パペットシアター・ひとみ」さんが「一寸坊師」を上演しました。
様々な楽器と手話を交えながら話がすすみ、舞台から観覧席まで巻き込んだ面白い演出に大人から子どもの方が笑顔になる公演で、また、様々な場面を転換する三十二段の段返し舞台の見事さに、驚きの声と拍手に包まれました。

 

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