阿波路会 第10回公演
傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段
「阿波路会」は、浄瑠璃の普及、発展を目的に、プロとして活躍する徳島の太夫と、淡路島の三味線奏者が10年前に結成。毎年、徳島と淡路島で、人形を付けない浄瑠璃公演を開催してきたほか、徳島や淡路島の人形座と共に、人形浄瑠璃の公演も行ってきました。
徳島で最も多く演じられているのは「傾城阿波の鳴門」ですが、ほとんど八段目の前半「順礼歌の段」しか上演されてきませんでした。また、省略されている部分も数箇所あり、文楽でも演じられていません。
今回、阿波路会の10周年記念公演では、音源も残っておらず失われてしまった箇所を新たに作曲するなど「傾城阿波の鳴門」八段目の前半後半を通してスペシャルバージョンで上演します。
また、上演の際には、日本語と英語の字幕を表示していますので、国内外のみなさまに、より物語の世界に触れていただけます。
この日だけの特別な「傾城阿波の鳴門」をぜひお楽しみください。
※本公演は120席限定となります。
※未就学児のご入場はお断りさせていただきます。
■日時
令和6年2月11日(日)
16:00〜18:00(開場15:30)
■会場
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
■チケット料
2,000円(入館料を含む)※120席限定
主催/阿波路会、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
●阿波路会プロフィール
義太夫節三味線の人間国宝、故鶴澤友路師に師事した徳島の太夫・竹本友和嘉と淡路人形座の三味線奏者・鶴澤友勇が、阿波・淡路の伝統芸能である語り音楽「義太夫節」の魅力を広めていこうと平成26年に立ち上げた義太夫節演奏会。自主公演のほか 浪曲などとのコラボ、映像作品への出演など活躍の場を広げている。
【チケット販売・予約・お問い合わせ】
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
徳島市川内町宮島本浦184
Tel.088-665-2202, Fax.088-665-3683