駒三座十周年記念公演 9月13日の様子です。
駒三座座員の方の挨拶で始まり、
11:00~“傾城阿波の鳴門 順礼歌の段”が上演されました。太夫:金本澄香さん 三味線:鶴澤友音さん

父、十郎兵衛と娘、お鶴の木偶に、「ほな!行くじょ!」の気合の入った掛け声と同時に
人形遣いによって命が吹き込まれ、いざ舞台へ。
続けて“傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段”が上演されました。


12:30~“恋女房染分手綱 重の井子別れの段”を上演。

太夫:東内つとむ(駒三座座長) 三味線:鶴澤友音

上演後は、木偶の仕組みや阿波人形浄瑠璃についてなど、解説をさせて頂きました。
「人形の手は紐で吊っているんですよ」

「舞台の高さにあわせて、人形を持ち上げないといけないので、主使いさんは高い下駄を履いているんですよ。」と説明していると、主使いさんが足をひょいっと大胆に持ち上げて実際に見せてくれました!

9月6日・13日の駒三座十周年記念公演無事終了いたしました。
十周年おめでとうございます。これからのますますのご活躍お祈り申し上げます。