2011年4月22日金曜日

春期大会の様子②

四、【(定期公演)傾城阿波の鳴門 順礼歌の段】太夫:中井松甫 三味線:豊澤町子 人形:大谷旭源之丞座
11時からは毎日の定期公演でもある傾城阿波の鳴門 順礼歌の段を上演。
1番有名であり、当屋敷にゆかりがある演目なので、初めて浄瑠璃をご覧になられる方にも大変喜ばれました!

その間、人形座控え室になっている母屋では木偶達のセッティング中です。
簪を付けると華やかさが増しますね!


五、【絵本太功記 尼崎の段】太夫:(口)宮崎照美  三味線:鶴澤友丸
                     :(奥)竹本友廣  三味線:鶴澤友輔
                  人形:寄井座
おおよそ1時間の上演に、8体の木偶が出演します。





寄井座の座員さんの中に、イギリス人のルーさん(神山町在住)という方がいらっしゃいます。

「面白そうだから。」と人形浄瑠璃に興味が沸き、寄井座に入り1年半が経つそうです。春期大会では、“久吉(ひさよし)”の左手遣いとして出演されました。

六、【恋女房染分手綱 重の井子別れの段】太夫:井潟梅玉 三味線:竹本友和嘉 人形:鳴門座

太夫を務めるのは、鳴門座の座員でもある井潟さんです。
わが子である三吉に、お家存続の為に母と名乗りでることができない重の井。

三吉を泣く泣く追い返す『子別れ』の場面です。
 

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