2011年11月22日火曜日

フェスティバル①

11月19日・20日に阿波十郎兵衛屋敷にて
阿波人形浄瑠璃振興会主催 【第14回徳島県民文化祭分野別フェスティバル】が開催されました。

毎年テーマを設け、21年は“海外に向けて”、22年は“えびすさんと三番叟”・・・

そして今年は、“阿波人形浄瑠璃の新しい息吹~さあ!飛び出そう若い力~”と題され、
伝承教室やクラブ活動に所属する学生の方達や、後継者育成されている方達の出演をメインとする公演となりました。

今回はテーマでもある“若い力”を見せてくれた皆さんをご紹介したいと思います!

【寿式三番叟】大夫・三味線・人形:城北高校民芸部+ポラリス座
 城北高校民芸部 部員の皆さんと、同校OBの大学生らが集まり平成21年に結成されたポラリス座の共演です。
三味線3人・大夫2人の迫力ある音に合わせ、3体の木偶が踊ります。

その他にも【道具がえし】を披露されました。
【道具がえし】とは、人形は出演せずに、浄瑠璃の舞台転換の合間や襖からくりの時に用いられる三味線演奏のことです。


【壺坂観音霊験記 沢市内の段】大夫:吉本藍玉 三味線:竹本友和嘉 人形:勝浦高校民芸部
夫婦愛を描く“壺坂観音霊験記”の前半の物語です。


【壺坂観音霊験記 山の段】

引き続き物語の後半の上演。背景幕も山の幕に変わり、物語はハッピーエンドを迎えます。


 

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