“阿波十郎兵衛人形浄瑠璃まつり 弥生公演”が開催されました。
両日の様子をお届けします!
開演前の控え室では、各出演者と道具で溢れていました。
1つの演目で、この写真には写りきれない程の荷物が運ばれます。
各人形座は、準備に大忙し!
着物の中に頭(かしら)を取り付け、装飾品を取り付けていました。
「壺坂観音霊験記 山の段」で登場する観音様です。
こちらでは、、着物の裾が広がりすぎないように1体1体確認しながら針と糸で縫って留めています。
初日は、おめでたい演目の【三番叟まわし】(阿波木偶箱廻しを復活する会)から始まりました。
天秤棒を担ぎ、箱の中に入っている木偶を1人で操り上演します。
鼓の音に合わせ、鈴を鳴らしながら三番叟が舞います。
「福が来ますように。」と最前列の方々には、えびす様の手から直接福が届けられました。