2012年3月21日水曜日

弥生公演 初日(前半)

3月17日・18日に阿波十郎兵衛屋敷にて
“阿波十郎兵衛人形浄瑠璃まつり 弥生公演”が開催されました。

両日の様子をお届けします!

開演前の控え室では、各出演者と道具で溢れていました。
1つの演目で、この写真には写りきれない程の荷物が運ばれます。

各人形座は、準備に大忙し!

着物の中に頭(かしら)を取り付け、装飾品を取り付けていました。
「壺坂観音霊験記 山の段」で登場する観音様です。


こちらでは、、着物の裾が広がりすぎないように1体1体確認しながら針と糸で縫って留めています。




10:30いよいよ開演です。


初日は、おめでたい演目の【三番叟まわし】(阿波木偶箱廻しを復活する会)から始まりました。



天秤棒を担ぎ、箱の中に入っている木偶を1人で操り上演します。


鼓の音に合わせ、鈴を鳴らしながら三番叟が舞います。



最後は、えびす様が登場し、館内の皆さんに福を届けます。


「福が来ますように。」と最前列の方々には、えびす様の手から直接福が届けられました。


3月生まれの皆さんには、箱廻しを復活する会さんからのプレゼントがあり喜ばれていました。




 

TOP