お持ち頂いた人形洋さんの作品の数々。
中のからくりの仕掛けが分かる物や、人形の手も何種類もあり、実際に手に取ってご覧頂きました。
紐をひっぱると角が出て、目が変わり、口が裂ける木偶“ガブ頭(かしら)”に、興味津々の女性と、質問や疑問にも気軽に答えてくださる人形洋(甘利洋一郎)さん。
11:00からは、徳島で1番有名な演目【傾城阿波の鳴門 順礼歌の段】が始まりました。
黄色いユニフォームを着た皆さんは、サッカーチーム栃木SCの応援の為に徳島に来られたそうです。
開演から長時間、阿波人形浄瑠璃をたっぷりとご鑑賞してくださいました。
【実録建治山御法之花 貞阿上人滝行場之段】
仇敵を追討ちの旅に出ている忠蔵と佐代の兄弟が、阿波の霊場十三番札所大日寺奥之院建治寺を舞台に話が進みます。ライトを↓ 【新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)野崎村の段】
あわ工芸座さんが、数年ぶりに上演するとゆう演目です。本物の大根が使われ、大根が刻まれてるシーンで皆さんビックリ!
【壺坂観音霊験記 沢市内の段】
目の不自由な夫・沢市と、器量がよく夫思いの妻お里の夫婦愛を描いた物語です。沢市内の段は、壺坂の前半の物語になっており、沢市の目が治るように夫婦で壺坂寺へお参りに出かけます。
【壺坂観音霊験記 山の段】
続いて、後半の演目が始まります。お里を不憫に思った沢市は1人になった隙に、谷に身を投げます。戻ってきたお里は嘆き、自身も沢市の元へと身を投げます。その愛に心打たれた観音様が、2人を生き返らせ、沢市の目を治す。
15:30頃、最終の舞台へ向かう人形座さん達。気合十分です!
約1時間にも及ぶ【菅原伝授手習鑑 寺子屋の段】が始まりました。
約1時間にもなる大作。
亡き我が子を見送る「いろは送り」場面では、悲しみ を語る大夫と三味線に合わせ、人形が演じる。
山場はとても見ごたえがありました。 16:40分頃、全部で10演目にも及ぶ弥生公演初日が終了しました。次回は、弥生公演2日目の様子をお届けします!