2012年7月2日月曜日

モラエス恋遍路

本日7月1日は、
ポルトガル人の外交官、文人のヴェンセスラウ・デ・モラエスの命日。
ポルトガル海軍士官として神戸在勤中、徳島市出身の芸者おヨネと出会い、ともに暮らしますが1912年におヨネが亡くなります。
妻おヨネの死後地位を捨て徳島市に移り住み、おヨネの姪コハルを愛しますがコハルにも先立たれてしまいます。
ポルトガルの新聞に日本を紹介したエッセイや日本に関する作品を残し、1929年に亡くなるまで徳島で過ごしました。


この実在の人物モラエスをモデルに
瀬戸内寂聴さんが原作・脚本を手がけた新作人形浄瑠璃「モラエス恋遍路」。

命日にあわせ、人形浄瑠璃とくしま座が阿波十郎兵衛屋敷で「モラエス恋遍路」を上演いたしました。

蒼い瞳に、長い髪と髭をたくわえた晩年のモラエス↓

若き日のモラエスと彼が愛したコハル↓

モラエルとコハルを見守る智賢尼(ちけんに)↓


おヨネとコハル。
モラエスが愛した2人の女性が阿波踊りを踊る最後の場面↓


 

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