12日からはじまる「寄井座の衣装展」のため、寄井座の衣装・道具が保管されている神山町のとある蔵にお邪魔してきました。
寄井座は江戸時代に端を発する人形座で、数多くの衣装や道具などを所有しています。
蔵の中には、壁一面に置かれた古い大きな木箱が並べられており、大量の道具・衣装が保管されています。
寄井座座員さん協力のもと、
明治以降に作られた手刺繍の色打掛や陣羽織、様々な役柄で使用する衣装のほか、
現在では、上演ができなくなった演目に登場していた人形も併せてお借りしてきました。
この人形は4~5人で操る大きなもので、普段ではなかなか見ることができない貴重なものです。
寄井座が長い歴史の中で、多くの人たちに支えられてきた証や時代背景を感じていただける展示になっておりますので、是非ともご来館ください。