遊山箱とは、桃の節句(旧暦の3月3日)に子どもたちが使った三段重ねの重箱であり、それを持って野山や磯へ遊山をする風習は徳島にしかないと言われています。
遊山箱文化保存協会では、さまざまな切り口と発想でイベント等を企画して、遊山箱とその文化をオンリーワンの徳島の食・文化として発信する機会をつくり、「食べる」意味をともに考え、人と人とを繋げていきたいと考えています。
昨年度に続き、「4月3日は遊山の日in阿波十郎兵衛屋敷」と題しまして、阿波十郎兵衛屋敷の母屋にて、今回は「遊山箱茶会」を開催いたします。「鶴亀の庭」を見ながら、お花見用和菓子の遊山箱セットをお召し上がりいただけます。
さらに会場では、お花見をイメージした草月流生花 出村丹雅草グループの演出「春の宴」や、遊山箱の展示、人形の展示等を楽しんでいただけます。
人形浄瑠璃公演では、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」の上演とともに、今回新たに阿波十郎兵衛屋敷に設置された大きなスクリーンにおいて、「デジタル襖からくり」の初上演を行います。
農村舞台では人形芝居の背景に、襖絵が使用されており、襖を左右に開くだけでなく、回転させたり、滑車で上へ飛ばしたりなど、ダイナミックな転換方法が考案されました。この襖絵を高解像度カメラで1枚1枚撮影し、プログラミングにより本物さながらに次々と転換させる映像作品が「デジタル襖からくり」です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
●開催日時
令和4年4月2日(土)、4月3日(日)
10:00〜16:00
●会場
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
●入館料
一般410円、高大310円、小中200円
●公演(11:00〜11:40、14:00〜14:40)
・「デジタル襖からくり」
・人形浄瑠璃公演「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」
-----------------★遊山箱茶会(要予約)★----------------
【日 時】
令和4年4月2日(土)、4月3日(日)
各日とも①10:00〜11:00、②15:00〜16:00
※各日とも12食限定
【料 金】 1,500円(税込)
※別途入館料必要
【お申込み方法・お申込み先】
・ご希望の日時は第1希望、第2希望までお知らせください。
・電話、ファックスまたはメールでお申込みください。(お名前・電話番号)
・1回の応募につき最大2名様まで、申込み多数の場合は抽選と
させていただきます。
(お申込み先)阿波農村舞台の会
Tel:088−661−6057
Fax:088−665−3683
mail:info@hyoutanjima.tokushima.jp
【受付開始】 3月3日(木)9:30から
【募集締切】 3月12日(土)17:00まで
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・主催 遊山箱文化保存協会
・後援 徳島新聞社