400年以上前に遡る言葉が、徳島の民謡やお祭りには残されています。高度成長期に忘れられようとしたそれらの言葉を、檜瑛司は生きた言葉として調査・採集しました。数十冊に及ぶ記録ノートに記された言葉と、同時に採集した音源・写真のデジタル化を進めることにより、立体的に徳島の生きた歴史や人々の思いが見えてきます。
まさに世界中どこを探してもない地域の毛細血管のような文化であり、大動脈の阿波踊りや阿波人形浄瑠璃と共に、世界に誇ることのできる徳島の魅力なのです。
県内外の一人でも多くの方に味わってほしいと思います。
・開催期間
令和7年1月18日(土)〜2月16日(日)
・会場
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
・入館料
一般410円、高大310円、小中200円
●関連事業
阿波の万葉集より踊り歌や民謡を書で体験
民謡や祭りの歌を書で体験してもらいます。歌われている時代が400年以上前であっても、今の自分たちと変わらない心情であることなど、文字を書くという体験を通してより身近に感じていただきたいと思います。
・2月15日(土)16:00〜17:00
・講師:書楽家・安田有吾
・受講料:3,000円
・定員:30名(要予約・先着順)
〈お問い合わせ〉
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
Tel :088-665-2202
Fax:088-665-3683