2025年1月14日火曜日

2月1日(土)15:30「薩摩琵琶演奏会」




\阿波十郎兵衛屋敷 初公演/

薩摩琵琶演奏会

浄瑠璃をはじめとする、物語に節をつけて語る声と楽器による音楽を「語り物」といいます。この語り物の源流が、鎌倉時代に成立した、琵琶法師が琵琶の伴奏で弾き語りをする「平曲」です。

室町時代になると、琵琶法師のなかに、当時流行している歌謡や語り物を演奏する者も現れます。また琉球から伝わった三線(さんしん)を、琵琶法師らが改良を加え、バチを使うようになり、蛇皮を猫皮に替えるなどして三味線として、語り物や歌謡の伴奏楽器として広く普及していきます。

なかでも、浄瑠璃姫と牛若丸の恋物語が大人気となり、のちに三味線が伴奏楽器となり、人形が加わり、「浄瑠璃」が語り物の代名詞となりました。

このように、琵琶と浄瑠璃は非常に濃い血縁関係にあるのです。この機会に、浄瑠璃の源流である琵琶の演奏をお楽しみください。

 

 日時
・令和7年2月1日(土) 15:30〜17:00

・会場
 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

・入館料 
 一般410円、高大310円、小中200

〈プログラム〉
琵琶演奏
 「茨木」
 「耳なし芳一」
 「雪ばれ」


琵琶体験コーナー
 演奏終了後に、実際に琵琶に触れ、鳴らしてみる時間を設けます。

 

〈お問い合わせ〉
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
Tel :088-665-2202
Fax:088-665-3683

 

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