2010年11月24日水曜日

フェスティバル1日目


11月20日・21日に阿波十郎兵衛屋敷にて
(財)阿波人形浄瑠璃振興会主催 第13回徳島県民文化祭分野別フェスティバル【阿波のえべっさんと三番叟】が開催されました。



20日(土)は、中村園太夫座の“式三番叟”から幕明けです。
式三番叟とは、徳島独特の三番叟です。
上演後には、各出演者に
座の歴史や使用している木偶の特徴、これからの抱負など、色々なことをお話して頂きました。
そして、大谷旭源之丞座の“えびす舞”へと続きます。
えびす様より大きな鯛が釣り上げられると「わぁ!」と歓声があがります。
定期公演の“傾城阿波の鳴門 順礼歌の段(義太夫会:友和嘉会 人形:あわ工芸座)”
そしてお話の続き“傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住処の段(大夫・三味線:駒三座 人形:駒三座)”が上演されます。


こちらは母屋での“体験コーナー”の様子です。来館者の皆様に木偶を実際に持って操ってもらい、木偶に親しんでもらいました。「案外重たいんですね!」と皆さん。


あわ工芸座による“えびす舞”、勝浦座による“えびす舞”、そしてこの日最後の“えびす舞”は木沢芸能振興会。木沢芸能振興会のえびす舞は、てとも古い歴史があります。
他の座では見られない珍しい「藁草履を履いているえびす様」。
えびす様を操っている座員さんは皆さん30代の方で、若い世代にも歴史は引き継がれています。





展示室では、人形洋(甘利 洋一郎)による“木偶人形制作実演”がありました。
様々な木偶の頭(かしら)や手・足をお持ちいただきました。木偶制作についての質問すると、丁寧に教えてくださいます!



それではフェスティバル2日目に続きます!
 

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