船で巡る徳島の文化
桧瑛司+金子都美絵 阿波の万葉集
—桧瑛司が収集した阿波の唄の世界—
現代舞踊家であり民俗芸能の研究者でもあった桧瑛司が、30年間にわたり徳島県内の集落をくまなく歩き収集した阿波の唄の世界を、徳島市育ちの画家、金子都美絵が、見事に絵画で表現しました。桧さんが映した写真や書き残した解説と合わせてご覧いただき、そこに込められた徳島の人々の思いを感じてください。
江戸時代以前から歌い継がれてきた「阿波の唄」には、雨を乞う切実な願いや、現代も変わらない人々の恋心や移りゆく季節を愛でる気持ちなどが、飾らない素直な言葉で表現されており、金子さんの絵が加わることで、より一層、唄の世界を感じることができます。
この機会に、人形浄瑠璃にも共通する民俗芸能の魅力に触れてみてください。
同時開催で、徳島県立文学書道館では、「漢字のなりたち そのてまえのかたちー金子都美絵 白川静文字学を描く」を開催しますので、合わせてご鑑賞いただきたいと考えております。
文学書道館と阿波十郎兵衛屋敷の間の移動には、8月1日から運行を始める「ひょうたん島SUMMER TAXI」もご利用いただけます。温暖な気候で水にも肥沃な土地にも恵まれ、豊かな芸能を育んだ徳島の風土も合わせてお楽しみください。
■期間
2021年8月12日(木)~ 9月20日(月祝)
9:30〜17:00(8月31日までは18:00まで)
■会場
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
■入場料
一般410円、高・大学生310円、小・中学生200円
★同時開催★
「漢字のなりたち そのてまえのかたちー金子都美絵 白川静文字学を描く」
会場/徳島県立文学書道館
期間/8月12日(木)〜9月20日(月祝)9:30-17:00
月曜休館(※9月20日を除く)
■ひょうたん島SUMMER TAXI
☆特設HP https://hyoutanjima.tokushima.jp